私は35歳の男性です。巷には35歳転職年齢限界説というものもあり、かなり焦っていたのが2年前の話、33歳の頃です。
当時の職種は設備保全オペだったのですが、上司がとても厳しかったことと職種自体に向いてないのではないかと思っていました。
上司は仕事がとてもできる人だったのでこの人に付いていきたいと思わせるような方でしたが、とても厳しい方で自分の精神力が持たなかったことと保全職場は呼び出しが多く、お昼もまともに食べることができないことも多々あります。
いま考えると、典型的なブラック企業と呼ばれるような会社でした。
そういった環境がきつかったことと、給与面での不満もあったため、転職を決意しました。
転職時ははたらいく、リクナビネクスト、マイナビ転職の三つの転職サイトに登録していました。
それぞれに強みがあるので一つのサイトに絞ってしまうのは情報が画一的になってしまったり、どこかのサイトにだけいい求人があったとしても見逃してしまうということがあります。
しかしながら、強力な武器として活躍してくれたのは人材紹介サービスのリクルートエージェントです。こちらから探さなくても、個別に希望に合った求人を探してくれるのでとても助かりました。
上記で上げたような転職サイトでは探せないような、非公開求人も含めて探してくれるので、次に転職することがあるとしてもリクルートエージェントを使うと思います。※今の仕事を数年は続けるつもりですが。
転職するまでにかかった期間は2ヶ月ですね。その間に2社の内定をいただきましたが条件面で合わなかったため、辞退させていただきました。
私が求めた条件としては2つです。職種が希望の職種であることと年収が年齢の平均よりも上であることです。
職種としては比較的時間通りの仕事ができる生産オペが希望でした。年収としては450万~500万が狙いでした。
現在就業している会社は上記の条件がばっちりはまっていました。東証1部上場の完全子会社で生産部門を担っている会社なのですが、親会社と比べるとどうしても条件的には少し悪くなってしまいますが、それでも地元企業としてはかなりの好待遇だと思います。
年収も上記の条件より2割ほど高い金額をいただいています。前職と職種は違いますが業種が同じなのでそこが評価が高かったのかもしれません。
その会社に決めた決定打としては、企業の安定性と職種、年収の条件の合致ですが、そのほかにも福利厚生は親会社と同レベル(具体的には社宅、寮、食堂完備で保険が組合保険なのでかなりの恩恵があります)ですし、年間の休日も20日ほど増えて有給も使いたい時には大体利用できます。
残業も労働組合があり、36協定があるので無理な時間はできないのでワークライフバランスとしては比べ物にならないほど以前よりもよくなりました。
労働組合があって福利厚生がどの程度なのかということは転職サイトで確認できます。またモデル年収は参考にはしていましたが実際はそこまでもらえるのかは不安でした。
正直な話で社風や人間関係など求人には書けないことも多くあるので完全に鵜呑みにはできませんが読み取れるものは読み取り、深い情報は自分でしっかり調べた上で総合的に判断をしてその転職を決めました。
現在は企業を調べる上で口コミ等のサイトも多くなっているため、転職者は多少有利な条件だと思います。
入社してからこんなはずじゃなかったのにと思うことは私も過去にあったので、自分自身で深い情報を入手したうえで納得の転職活動ができるようにしてください。
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